毎日当たり前のように使っているお風呂やシャワーですが、ある日突然お湯が出なくなると本当に焦りますよね。特に不思議なのが、蛇口をひねると水は勢いよく出るのに、肝心のお湯だけが出てこないという現象です。ダイキン製のエコキュートを使っている私の友人からも、まさにこの「水は出るけどお湯にならない」という相談を受けたことがあります。
この「水は出る」という状況は、断水や水道本管のトラブルではなく、明らかに自宅の設備、特にエコキュート本体に何らかの原因があるサインです。故障かなと思ってすぐに修理業者へ電話したくなる気持ちもわかりますが、実は自分で確認できる設定ミスや、簡単なメンテナンスで解決できるケースも意外と多いのをご存知でしたか?
この記事では、ダイキンエコキュート特有の「お湯だけ出ない」症状について、私がこれまでの経験や調査で得た知識をフル活用して徹底解説します。よくあるエラーコードの意味から、自分ですぐに試せる復旧方法、そして万が一部品交換が必要になった場合のリアルな修理費用の目安まで、包み隠さずシェアしていきますね。
- 水は出るのにお湯にならない「給湯混合弁」のトラブルについて
- 冬場の凍結やストレーナーの詰まりなど自分で直せる原因の特定
- エラーコードH59が表示された際のリスクと正しい対処法
- 修理にかかる費用の目安と買い替えを検討すべきタイミング
ダイキンエコキュートで「お湯が出ない」が水は出る原因

「蛇口をひねればお湯が出る」。そんな当たり前の日常が崩れた時、まずは冷静に状況を分析することが解決への近道です。特に「水側の蛇口からは水が出る」「お湯側の蛇口からも水(冷水)が出る」という状態であれば、水道の供給自体は止まっていません。
問題は、エコキュートが「水を温められていない」のか、それとも「温めたお湯を蛇口まで運べていない」のか、あるいは「お湯と水を混ぜる調整ができていない」のかを見極めることにあります。ここでは、ダイキン製エコキュートで頻発する5つの原因について、詳しく掘り下げていきましょう。
給湯混合弁異常のエラーH59を確認

ダイキン製エコキュートを使用していて、「水は勢いよく出るけれど、設定温度にならず冷たいまま」という症状が出た場合、最も疑わしいのが「給湯混合弁(きゅうとうこんごうべん)」の不具合です。これは、インターネット上の口コミや修理報告でも非常に多く見られるトラブルの一つです。
混合弁の役割と故障のメカニズム
そもそもエコキュートの貯湯タンクの中には、沸き上げ運転によって作られた約60℃〜90℃という高温の熱湯が貯蔵されています。当然ですが、このまま蛇口から出すと大火傷をしてしまいますよね。そこで、タンクからの熱湯と水道からの冷水を適切な比率で混ぜ合わせ、私たちがリモコンで設定した40℃や42℃の適温にする役割を担っているのが「給湯混合弁」です。
この混合弁は、内部のモーターで弁を開け閉めして温度調整を行っていますが、長年使用していると、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が結晶化し、弁の内部に付着してしまうことがあります。これを「スケール詰まり」と呼びます。スケールが溜まると弁がスムーズに動かなくなり、最終的には固着して動かなくなってしまいます。
エラーコードH59が示す意味
もし、リモコンに「H59」というエラーコードが表示されていたら、それは混合弁の異常を知らせるサインです。このエラーが出ている時、混合弁が「水100%・お湯0%」の位置で固まってしまっていると、タンク内にいくら熱湯があっても、蛇口には水しか送られない状態になります。これが「お湯が出ない(水は出る)」の正体です。
【危険】熱湯が出るリスクにも注意
H59エラーで怖いのは、逆に「お湯100%」の位置で弁が固着してしまうケースです。この場合、サーモスタット付きの混合水栓を使っていても、給湯器から90℃近い熱湯が直接送り込まれてくるため、蛇口での温度調整が効かず、火傷をする危険性が極めて高くなります。H59が出ている時は、不用意にお湯を出さないよう家族にも周知してください。
この状態(H59エラー)になると、残念ながら外部からのリセットや掃除では直りません。内部部品の交換が必要になるため、早急に点検・修理の手配が必要です。 「メーカーのサポートセンターに電話が繋がらない」「今日中に見に来てほしい」という場合は、最短30分で駆けつけてくれる給湯器の専門窓口に相談するのも一つの手です。
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タンクの湯切れや止水栓の開閉を確認

機械の故障を疑う前に、まずは「運用上のうっかりミス」がないかを確認しましょう。意外と多いのが、シンプルに「お湯を使い切ってしまった」というケースです。特に冬場は水温が低いため、お湯を作る効率が落ちたり、シャワーの設定温度を高めにしたりすることで、消費量が増える傾向にあります。
学習機能の盲点と湯切れ
最近のエコキュートは賢いので、過去の使用量を学習して「今日はこれくらい沸かせば足りるだろう」と自動で湯量を調整してくれます。しかし、急な来客でシャワーの使用回数が増えたり、子供がシャワーを出しっぱなしにして遊んでいたりすると、AIの予想を超えてお湯がなくなり、夕方や夜に入浴する頃にはタンクが空っぽ…なんてことが起こります。
リモコンの「残湯量表示」を見て、目盛りが一つも点灯していない場合は「湯切れ」確定です。この場合、故障ではないので「沸き増し」ボタンを押せば解決しますが、水からお湯になるまでには物理的な時間が必要です。タンク全体が温まるまで待つ必要はありませんが、シャワーが使えるレベルになるまでには、最低でも30分〜1時間程度は待つ必要があるでしょう。
給水止水栓の確認ポイント
もう一つの原因は「給水止水栓」の閉鎖です。これは引っ越し直後や、業者が点検に来た直後によくあるトラブルです。エコキュートは、水道圧を利用してタンクの底から水を入れ、その圧力で上からお湯を押し出す「押し上げ式」という仕組みを採用しています。
そのため、タンクへの入り口である「給水止水栓」が閉まっていると、新しい水が入ってこないため、当然お湯も押し出されません。この場合の症状は「お湯側の蛇口を開いても、何も出ないか、チョロチョロとしか出ない」というものです(水側の蛇口は給湯器を通らないので普通に出ます)。タンク下部の脚部カバーを外して、バルブが「開」の方向(配管と平行)になっているか確認してみましょう。
給水ストレーナーの掃除とつまり解消

「お湯は出ることは出るけれど、以前に比べて明らかに水圧が落ちた」「シャワーの勢いが弱くてイライラする」といった症状の場合、電気的な故障ではなく、物理的な「詰まり」が原因であることが多いです。その犯人は、ずばり「給水ストレーナー」です。
ストレーナーが詰まるメカニズム
給水ストレーナーとは、水道管からタンクへ水が入る入り口に設置されているフィルターのことです。水道工事の影響で流れてきた砂利や、配管内のサビ、あるいは長年の使用で蓄積した細かなゴミなどがタンク内部に侵入しないよう、ここでキャッチしています。
このフィルターの網目がゴミで塞がれてしまうと、タンクへ入る水の量が制限されます。先ほど説明した通り、エコキュートは「入った水の圧力」で「お湯を出す」仕組みなので、入り口が詰まれば当然、出口(シャワーや蛇口)の勢いも弱くなります。一方で、キッチンの水側の蛇口などはこのフィルターを通らずに水道直結で繋がっているため、水圧に変化はありません。これが「水は勢いよく出るのにお湯だけ弱い」という現象のカラクリです。
自分でできる掃除の手順
このストレーナーの掃除は、ユーザー自身で行うことが推奨されているメンテナンス項目の一つです。半年に1回程度は以下の手順でチェックしてみてください。
- 電源を切る:安全のため、漏電遮断器をOFFにします。
- 水を止める:給水止水栓を閉めます。
- 圧力を抜く:ここが重要!タンク上部の「逃し弁」のレバーを上げて、タンク内の圧力を逃がします。これをやらないと、ストレーナーを外した瞬間に水が噴き出してびしょ濡れになります。
- フィルターを外して洗う:給水配管の接続部付近にあるストレーナーの蓋をコインなどで回して外し、中のフィルターを古歯ブラシで水洗いします。
- 元に戻す:フィルターを戻し、バルブを開け、逃し弁を戻します。最後に蛇口からお湯を出して、空気(ボコボコ音)が抜けるまで出し続けましょう。
ワンポイントアドバイス
掃除をした直後は配管内に空気が入っています(エア噛み)。これを抜かないとお湯の温度が安定しなかったり、異音の原因になったりするので、必ず「混合水栓のお湯側」を開いて、きれいな水流になるまで流しっぱなしにする「エア抜き」作業を行ってください。
冬場の配管凍結原因と解凍方法

日本の冬、特に1月〜2月の寒波が到来する時期に急増するのが「凍結」によるトラブルです。前日の夜までは普通に使えていたのに、朝起きたらお湯が全く出ない…という場合は、十中八九凍結を疑って間違いありません。
なぜ「お湯側」だけ凍るのか?
「水道の水は出るのに、なんでお湯だけ凍るの?」と不思議に思うかもしれません。実は、エコキュートの配管は屋外に設置されており、タンクとヒートポンプを結ぶ配管や、給湯配管などは常に外気にさらされています。もちろん保温材(断熱材)で巻かれてはいますが、接続部分や隙間から冷気が入り込み、配管内の水が氷になって詰まってしまうのです。特に北側の日陰や、風の通り道に設置されているエコキュートは要注意です。
凍結の目安となる外気温はマイナス4℃と言われていますが、風が強い場所では0℃付近でも凍結することがあります。配管内で氷ができると栓をした状態になり、水圧がかからずお湯が出てこなくなります。
絶対にやってはいけないNG行動
ここで一番やってはいけないのが、「凍っている配管に熱湯をかけること」です。早く溶かしたい気持ちは痛いほどわかりますが、凍って冷え切った配管や樹脂製のバルブに熱湯をかけると、急激な温度変化(熱衝撃)に耐えきれず、亀裂が入ったり破裂したりする恐れがあります。その場では溶けても、後から水漏れが発生して高額な修理代がかかってしまっては本末転倒です。
正しい解凍と予防策
最も安全で確実なのは「自然解凍」です。気温が上がるお昼頃まで待てば、自然と氷が溶けてお湯が出るようになります。配管へのダメージもゼロです。
どうしてもすぐにお湯が必要な場合は、凍結していそうな配管部分にタオルを巻き、その上から30℃〜40℃程度の「ぬるま湯(お風呂のお湯くらい)」をゆっくりとかけてください。直接かけるのではなく、タオル越しにじわじわと温めるのがポイントです。
また、凍結予防として効果的なのは、寝る前に蛇口から「少量の水を出し続ける」ことです。鉛筆の太さくらいの水を流しっぱなしにしておけば、水が常に動いているため凍りにくくなります。水道代は数百円かかりますが、修理代に比べれば安い保険と言えるでしょう。
エコキュートのリセット方法と手順

パソコンやスマートフォンがフリーズした時、再起動すると直ることがありますよね。エコキュートも高度な電子制御で動いている精密機器なので、一時的なノイズやシステムエラーで誤作動を起こしているだけなら、リセット(再起動)で復旧する可能性があります。
「故障かな?」と思ったら、修理を依頼する前に一度だけリセットを試してみる価値はあります。ダイキン製エコキュートのリセット手順は以下の通りです。
- 貯湯タンクユニットの前面にあるカバーを開け、操作パネルを探します。
- 「漏電遮断器(ELB)」と書かれたスイッチを見つけます。
- そのレバーを「切(OFF)」に下げます。これでエコキュートへの通電が完全に遮断されます。
- ここで焦らず、1分以上待ちます。(内部の電気を完全に放電させるためです)
- レバーを「入(ON)」に戻します。
電源が入ったら、リモコンの表示を確認し、エラーコードが消えているか、お湯が出るようになっているかを確認してください。もしこれで直ればラッキーですが、すぐにまた同じエラーが出たり、ブレーカーが落ちたりする場合は、内部でショートしているなどの物理的な故障が考えられます。その場合は何度もリセットを繰り返さず、速やかに業者へ連絡しましょう。
【重要】水漏れエラー時はリセット禁止
エラーコード「F17」などの水漏れ系エラーが出ている場合、リセットして無理に運転を再開させると、漏水被害が拡大して床下浸水や階下への水漏れに繋がる危険があります。この場合はリセットを試さず、まずは止水栓を閉めて修理を依頼してください。
ダイキンエコキュートで「お湯が出ない」が水は出る際の修理

ここまでの対処法を試しても症状が改善しない場合、あるいは「H59」のような部品交換必須のエラーが出ている場合は、専門業者による修理が必要になります。エコキュートは高額な住宅設備なので、修理費用がどれくらいかかるのか、とても不安になりますよね。
ここでは、ダイキンエコキュートの修理費用の相場や、修理を依頼する際の注意点、そして「修理か買い替えか」の判断基準について、具体的な数字を交えて解説していきます。
混合弁の故障原因と交換費用の相場
冒頭でお伝えした「給湯混合弁」の故障ですが、これは基本的に部品ごとの交換修理になります。分解して掃除すれば直るのでは?と思うかもしれませんが、内部のステッピングモーターが劣化していたり、パッキンが変形していたりすることが多いため、プロの業者は再発防止のために「アッセンブリー交換(部品丸ごとの交換)」を行うのが一般的です。
気になる費用についてですが、ダイキン工業が公表している目安や、一般的な修理業者の相場を統合すると、以下のようになります。
給湯混合弁(H59)の修理費用目安
約 39,000円 〜 59,000円(税込)
この金額には、部品代だけでなく、サービスエンジニアの出張費や、交換作業にかかる技術料が含まれています。「部品代だけなら数千円じゃないの?」と思われるかもしれませんが、エコキュートの修理には専門的な知識と資格(電気工事士や給水装置工事主任技術者など)が必要な場合が多く、安全を担保するための技術料が含まれていると考えてください。
決して安い金額ではありませんが、お湯が出ない生活のストレスや、熱湯が出るリスクを考えれば、早急に直すべき故障と言えます。
ただ、10年近く使っている給湯器に5万円以上の修理費をかけるべきか、悩むところですよね。もし修理代が高額になりそうな場合や、そろそろ買い替え時かなと感じる場合は、一度「交換した場合の見積もり」も取ってみることをお勧めします。 業者によっては市場価格より大幅に安く(最大92%OFFなど)新品に交換できるケースもあるため、修理と交換のどちらがお得か、無料で比較・相談してみましょう。
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部品別の修理代と保証期間の確認
もし原因が混合弁以外だった場合、費用はどれくらい変わるのでしょうか。ダイキン製エコキュートの代表的な故障箇所ごとの修理費用目安をまとめてみました。
| 故障箇所・エラーコード | 修理費用の目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 給湯混合弁(H59) | 約39,000円 〜 59,000円 | お湯の温度調整不良の主原因 |
| センサー・サーミスタ類 | 約26,000円 〜 57,000円 | 温度検知不良など |
| 三方弁異常(H54) | 約39,000円 〜 59,000円 | お風呂の湯はり不良など |
| ヒートポンプユニット(E7など) | 約80,000円 〜 180,000円 | お湯を作る心臓部。高額になりがち |
| リモコン交換 | 約40,000円 〜 70,000円 | 台所・浴室セット交換の場合が多い |
(出典:ダイキン工業 よくあるご質問「エラーコードが表示される(修理金額)」)
修理を依頼する前に、必ず手元の「保証書」を確認してください!ダイキンのメーカー保証期間は、部位によって異なります。
- 本体(貯湯タンクなど):1年
- 冷媒回路(ヒートポンプの一部):3年
- タンク(缶体):5年
さらに、購入時に「ダイキン延長保証サービス(スマイルパートナー)」などの10年保証に加入している場合は、保証期間内であれば修理費が無料になる可能性があります。保証書が見つからない場合でも、メーカーや販売店に電話番号や住所を伝えれば加入状況を照会してくれることがあるので、諦めずに確認してみてください。
寿命や経年劣化による買い替え基準
修理の見積もりを見て、「5万円もかかるなら、いっそ新品に買い換えたほうがいいのかな?」と迷うこともあるでしょう。その判断の分かれ道となるのが、エコキュートの「使用年数」です。
使用5年〜7年の場合
まだ製品寿命(一般的に10年〜15年)の折り返し地点です。他の部品もまだ元気な可能性が高いので、今回は修理をして使い続けるのが経済的にも賢い選択だと言えます。
使用10年前後の場合
ここが一番の悩みどころです。10年経つと、今回直した場所以外の部品も経年劣化で次々と壊れるリスクが高まります。「先月5万円で直したのに、今月また別の場所が壊れて8万円かかった…」という負の連鎖(修理地獄)に陥ることも珍しくありません。
もし修理見積もりが10万円を超える場合や、ヒートポンプユニットの故障(高額修理)の場合は、思い切って買い替えを検討することをおすすめします。
使用13年以上の場合
メーカーが部品を保有している期間(製造終了から約10年)を過ぎている可能性があり、そもそも修理部品が手に入らないケースが増えてきます。また、13年前の機種と最新機種を比べると、省エネ性能(給湯保温効率)が劇的に向上しています。買い替えることで月々の電気代が安くなり、長い目で見れば元が取れることも多いため、基本的には買い替え一択で良い時期です。
ダイキンの問い合わせ先と修理依頼
いざ修理を依頼するとなったら、どこに連絡すれば良いのでしょうか。基本ルートは以下の2つです。
- 購入した販売店・施工店:
顔なじみの電気屋さんやリフォーム会社がいれば、まずはそこに連絡するのがスムーズです。独自の工事保証などが付いている場合もあります。 - ダイキンコンタクトセンター(メーカー):
販売店がわからない、廃業している、あるいは至急対応してほしい場合は、メーカーの窓口へ直接依頼しましょう。- 電話番号:0120-085-022(24時間365日受付)
- WEB修理受付:公式サイトから24時間申し込み可能
連絡する際は、スムーズな対応のために以下の3つの情報をメモしてから電話することをお勧めします。
- 製品の型番:貯湯タンクユニットの正面または側面の銘板シールに記載されています(例:EQN37UFVなど)。
- エラーコード:リモコンに出ている英数字(H59、F17など)。
- 具体的な症状:「お湯側の蛇口から水しか出ない」「昨晩から急に」など。
ダイキンエコキュートのお湯が出ないが水は出る解決策
今回は、ダイキンエコキュートで「水は出るのにお湯が出ない」という不可解なトラブルについて、その原因と解決策を網羅的に解説してきました。記事の内容を改めて振り返ってみましょう。
まず大切なのは、慌てずに「故障ではない要因」を除外することです。
- リモコンの残湯量はゼロになっていませんか?(湯切れ)
- 給水止水栓は開いていますか?
- 冬場の朝なら、凍結していませんか?
- 給水ストレーナーは掃除していますか?
これらをチェックしても改善しない場合、特にエラーコード「H59」が表示されている場合は、給湯混合弁などの部品故障である可能性が濃厚です。この段階に至ったら、無理に自力で解決しようとせず、プロの修理業者に任せるのが安全かつ確実な道です。
特に冬場や連休前などはメーカーの修理窓口が混み合い、訪問まで数日待たされることも珍しくありません。「数日間もお風呂に入れないのは無理!」という方は、24時間365日相談を受け付けている専門業者を活用して、最短での復旧を目指してくださいね。
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お風呂に入れない生活は本当に不便ですが、エコキュートは複雑な機械製品です。適切な診断と修理を行えば、また快適な温かいお湯のある生活に戻ることができます。「おかしいな」と思ったら、この記事を参考にして、まずは冷静に状況を確認してみてくださいね。あなたの家のエコキュートが一日も早く復旧することを願っています。
